守屋 洋・・・中国古典の人間学

守屋 洋・・・中国古典の人間学

この本は各古典のダイジェスト版みたいなものです。
文庫本は「中国古典の人間学12篇」と「続・中国古典の人間学12篇」に分かれています。
単行本は24篇で1冊です

私の主観的な感想であるが、古典に慣れていない人でも 短編の物語調になっている為
読みやすいく一回読めば理解できるくらい 解釈が分かりやすいです。
また、読み終わった頃には、「古典っておもしろいな」って感じで興味が湧き
必ず自分に向いている 好きになれそうな古典が 見つかると思います。

私は、荘子の「無用の用」や
菜根譚の「人生は一度しかないのだから、楽しく生きたいと願うばかりだけじゃなく
無駄に過ごすことへの恐れも 持たなければならない。」
というような感じのに興味が湧き「荘子」と「菜根譚」が好きになりました。